イーペーコーを2組作ると成立
同じ数牌の同じ順子2面子をひと組として、これをふた組揃えたときにつく役です。門前で完成させる必要があります。1雀頭4面子であると同時に七対子と同じ和了の形でもありますが、二盃口として和了できる場合、七対子はつきません。
文字通り一盃口を2つ作ることで成立します。
チーやポンをしては不成立になるなど、条件は一盃口とほぼ同じです。
３飜の高得点に設定されていることからわかるように、見た目のわかりやすさ以上に作ることが困難ですね。役満ほどではありませんが、出現する頻度は低いといっていいでしょう。
二盃口を狙うために必要な牌の種類が限定されていくため、むだなツモも多くなり、狙いすぎると時間がかかってしまうケースも見られます。
なお並べ替えると「七対子（チートイツ）」の形にも見えますが、チートイツとの複合はせずに「二盃口（リャンペーコー）」の3飜のみが適用されるのでご注意ください。