カン直後の補充した牌であがると成立
槓のあとにツモする嶺上牌で和了できた場合につく役です。
簡単にいってしまえば「カン」をした直後の補充牌であがることです。
カンは4枚1組を1グループとするので、そのまま捨てると枚数が1枚足りなくなります。
1枚補充する必要がありますが、その牌であがれば「嶺上開花（リンシャンカイホウ）」の１飜がつきます。
カンの種類は問われません。あらゆるカンが対象となります。
手順としては以下の流れです。
で聴牌をしています。
などカンできる牌をツモした、または誰かが捨てた場合にカンを宣言します。
このまま1枚捨ててしまうと数が合わなくなるので、もう一度ツモをするような形で牌を補充できます。これを専門用語では「嶺上牌（リンシャンハイ）」と呼びます。
この補充した牌であがれば嶺上開花になります。
ポンやチーをしていない門前であれば「メンゼンツモ」+「リンシャンカイホウ」と複合して2飜になりますね。
さほど出現頻度は高くありませんが、カンをした瞬間にドラが1枚増える（カンドラの登場）ので、思わぬ高得点になるケースがあります。
ただし、カンをするかしないかは自由なので、リンシャカイホウを狙って失敗するとドラを増やしてしまい相手を有利にする可能性も考えられます。場面をよく見て判断してくださいね。