雀入門

混老頭

ホンロートウ

翻数
2飜

ポンしても食い下がりせず2飜のままです。

鳴き
あり(食い下がりなし)

順子が使えないためチーはできませんが、ポンで進めても打点は下がりません。

難易度
中〜高

使える牌が極端に少ないため、完成ルートと押し引き判断が難しい役です。

混老頭とは

混老頭の前段階となる形 混老頭の完成形

混老頭(ホンロートウ)は、手牌全体を「1」「9」「字牌」だけで構成して和了したときに成立する2飜役です。

この役はチャンタ系をさらに絞り込んだ形で、順子が使えないため刻子中心の構成になります。チーはできませんが、ポンで進めても食い下がりが発生しない点が強みです。

また、混老頭が成立する形では対々和がほぼ同時に成立しやすく、実戦では「ホンロートイトイ」として高打点化しやすい代表例として扱われます。

混老頭2飜と対々和2飜が重なると、門前でなくても合計4飜が見込めます。速度と打点を両立できる局面を見逃さないことが重要です。

条件と手牌例

  • 成立条件は「1・9・字牌のみ」で和了することです。中張牌(2〜8)は1枚でも含むと不成立になります。
    混老頭成立前の比較例
    混老頭の和了例
  • 混老頭は数牌と字牌の両方を使う必要があります。字牌だけなら字一色、1・9だけなら清老頭になります。
  • 順子は作れないため、面子構成は刻子・槓子が中心です。そのためチーはできず、ポン主体で進行する形になります。
  • 鳴いても食い下がりはなく2飜のままです。鳴き前提でも打点が落ちないのが混老頭の実戦的な強みです。
  • 使える牌種は限られており、実質的に「1と9、字牌の13種類」に絞られます。
    混老頭で使える13種類の牌
  • 実戦では翻牌や混一色が複合しやすく、和了時は想定より高打点になりやすい一方、終盤は危険牌を押す局面が増えやすい点に注意が必要です。

【混老頭】動画

狙いどころ

混老頭は、序盤から1・9・字牌の対子や刻子が複数見えている局面で狙いやすい役です。鳴いても2飜維持なので、速度を優先した仕掛け判断と相性が良い場面があります。

  • 字牌対子が2組以上あり、1・9の重なりも確認できるときは有力候補にする。
  • 対々和が見える形なら、混老頭との複合を前提に打点ラインを組み立てる。
  • 中盤以降は相手の河を見て危険度を確認し、押し切るか撤退するかを早めに決める。
使える牌が少ないぶん、読み合いで押し引きの難度が上がります。鳴きの速度メリットと放銃リスクを必ずセットで判断しましょう。

複合しやすい役

対々和

順子が使えない混老頭では刻子構成になりやすく、最も自然に複合しやすい役です。

翻牌・役牌

字牌刻子が増えるため、場風・自風・三元牌による加点が重なりやすくなります。

混一色

一色寄せと字牌が同時に進んだときは、混老頭と重なって一気に高打点化します。

小三元

三元牌が対子・刻子で重なる進行では、混老頭と複合する実戦例が見られます。

よくある質問

混老頭は鳴いても2飜のままですか?

はい。混老頭は食い下がりなしの役なので、ポンをしても2飜のまま成立します。

字牌だけで和了した場合も混老頭ですか?

いいえ。字牌だけの和了は字一色です。混老頭は数牌と字牌の両方を含む必要があります。

なぜ対々和と一緒になりやすいのですか?

混老頭では順子が作れず刻子中心の手組みになるため、対々和の条件を満たしやすくなるからです。

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