雀入門

全帯公

チャンタ

翻数
2飜(門前) / 1飜(鳴き)

門前で和了すると2飜、鳴くと食い下がりで1飜になります。

鳴き
あり(食い下がり)

ポン・チーをしても成立しますが、打点は1飜に下がります。

難易度
中〜高

使える牌と待ち形が制限されやすく、速度と打点のバランス判断が重要です。

全帯公とは

全帯公の手牌例1 全帯公の手牌例2

全帯公(チャンタ)は、雀頭と4面子のすべてに「1」「9」「字牌」が関係していると成立する役です。

正式名称は「全帯么九」ですが、実戦では一般に「チャンタ」と呼ばれます。門前なら2飜、鳴いた場合は食い下がりで1飜です。

使える牌と待ち形の自由度が低く、打点はあるものの速度が落ちやすいのが特徴です。

赤牌ありルールでは、4・5・6を使いにくいチャンタは相対的に価値が下がる場面があります。手牌速度と安全度も合わせて判断しましょう。

条件と手牌例

  • 成立条件は、雀頭と4面子すべてに「1」「9」「字牌」が含まれることです。
    全帯公の基本形1
    全帯公の基本形2
  • 順子で使えるのは123と789だけです。456の順子は作れないため、手組みの自由度が下がります。
    順子は123と789のみ
  • 刻子と槓子は1・9・字牌で構成し、雀頭も1・9・字牌で作る必要があります。
    刻子は1・9・字牌
    雀頭は1・9・字牌
  • 数牌の中張牌は使いにくく、特に赤5索赤5萬赤5筒の赤牌価値を活かしづらいのが弱点です。
  • 鳴いても全帯公は成立しますが、食い下がりで1飜になります。門前2飜との差を見て進行を選びましょう。
  • ペンチャン待ちやカンチャン待ちが残りやすく、和了速度が落ちるケースが多い点にも注意が必要です。

【全帯公】動画(門前)

【全帯公】動画(喰い下がり)

狙いどころ

全帯公は、端牌や字牌が複数対子で重なった局面で狙いやすい役です。門前2飜を活かせるなら打点効率は悪くありませんが、受け入れ枚数が細くなりやすい点が課題です。

  • 序盤に么九牌と字牌が多く集まり、123や789の種が見えているときに狙う。
  • 鳴いて速度を上げる場合は、食い下がり後の1飜価値でも押すべきかを先に判断する。
  • 中張牌が十分使える手では、チャンタ固定より柔軟な高効率進行を優先する。
チャンタは「作れる形」かどうかより、「作る価値があるか」の見極めが重要です。局面速度と打点期待を同時に比較しましょう。

複合しやすい役

混老頭

么九牌と字牌だけで構成されたときは、全帯公との複合で一気に打点が上がります。

対々和

1・9・字牌の刻子が並ぶ形では、全帯公と対々和を同時に満たしやすくなります。

三色同順

123または789の同順を三色でそろえると、全帯公と合わせて厚い打点が見込めます。

純全帯公

字牌を使わず1・9だけで全体を構成できれば、純全帯公への発展が狙えます。

よくある質問

鳴いても全帯公は成立しますか?

成立します。ただし食い下がりで1飜になるため、門前時より打点は下がります。

1つだけ中張牌の面子があっても成立しますか?

成立しません。雀頭と4面子のすべてに1・9・字牌が関係している必要があります。

純全帯公との違いは何ですか?

純全帯公は字牌を使わず、すべてを1・9で構成する役です。字牌を含む形は全帯公になります。

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