雀入門

純全帯公

ジュンチャン

翻数
3飜

門前時。鳴くと2飜(喰い下がり)になります。

鳴き
喰い下がり

チー・ポン・明カンで2飜に下がります。

難易度

字牌を使えず、中張牌中心の柔軟な進行を捨てる場面が多いため難しめです。

純全帯公とは

純全帯公の手牌例

純全帯公(ジュンチャン)は、雀頭と4面子のすべてに老頭牌(1または9の数牌)を含めることで成立する役です。門前なら3飜、鳴くと2飜に下がります。

実戦では「チャンタから字牌を抜いた形」と覚えると整理しやすくなります。字牌が使えない分だけ、チャンタよりも手組みの自由度が低く、速度と受け入れ枚数を失いやすいのが特徴です。

一方で、完成時の見た目が分かりやすく、門前で仕上がれば打点効率も悪くありません。中盤以降に形が見えたら、他家速度との比較で進行可否を判断するのが重要です。

純全帯公は「制約が強いぶん打点が付く役」です。成立形だけでなく、途中の受け入れ枚数と待ちの質まで含めて判断しましょう。

条件と手牌例

  • 雀頭と4面子のすべてに1または9を含めると成立します(例: 123、789、111、999)。
  • 字牌は使えません。字牌を含む形はチャンタ系にはなっても純全帯公にはなりません。
  • 鳴くと喰い下がりで2飜になります。門前維持なら3飜です。
  • ペンチャン待ちやカンチャン待ちが残りやすく、和了までの難度が高くなりやすい役です。
純全帯公の完成例

例えば 2索 3索 4索 を持っている場面で 1索 を引いたら、2-3-4を固定するより1-2-3へ振り替えることで純全帯公の形に寄せられます。こうした小さな置き換えの積み重ねが、成立率を上げるポイントです。

【純全帯公】動画(門前)

【純全帯公】動画(喰い下がり)

狙いどころ

純全帯公は配牌から一直線に狙うより、チャンタ寄りの形や端牌が多い手で中盤に見えてきたときに選ぶ役です。字牌が使えないため、手役価値と速度のバランス判断が重要になります。

  • 1・9を含む搭子が多いときだけ本格的に寄せる。
  • 中張牌を切って受け入れが狭くなる局面では、押し引きを早めに再判定する。
  • 赤牌なしルールでは相対価値が上がるため、通常より狙う価値が出やすい。
完成打点だけでなく、進行中の安全度と和了率の落ち方を同時に見ると、純全帯公の押し引きミスを減らせます。

複合しやすい役

三色同順

123や789の三色を軸にすると、純全帯公と同時成立する形が作りやすくなります。

一気通貫

同一色で123と789を持つ進行では、純全帯公の条件と重なる場面があります。

対々和

111・999を含む刻子手では、面子構成次第で純全帯公が見えることがあります。

門前清自摸

門前3飜の純全帯公にツモが重なると、最低打点の底上げがしやすくなります。

よくある質問

純全帯公とチャンタの違いは何ですか?

純全帯公は字牌を使えません。チャンタは字牌を含んでも成立するため、純全帯公のほうが条件が厳しくなります。

鳴いても純全帯公は成立しますか?

成立します。ただし喰い下がりで2飜になります。

赤牌ルールでは狙う価値が下がりますか?

中張牌を使いにくい純全帯公は赤牌と相性がよくないため、一般に赤ありルールでは相対価値が下がりやすいです。

ページトップへ戻る