雀入門

清一色(チンイツ)
6飜役喰い下がり

1種類の数牌のみで構成する

マンズ、ピンズ、ソーズのいずれか1種類だけを使って和了したときにつく役です。
鳴いた場合は五翻役として扱われます。

混一色から字牌を取り払ったのが「清一色」です。一般的には「チンイツ」と呼ばれています。
役満を除けば最高点の役なので、あがった場合には高得点が期待できますね。
ポンやチーをすると6飜から5飜への食い下がりが適用されますが、それでも十分に高い点数といえるでしょう。

門前で完成させる清一色は「メンチン」「タテチン」と呼ばれる

最大の難点は複雑さにあるといえますね。
この場合は のあたり牌があります。

雀龍門ではあたり牌のナビがあるので見逃すことはありませんが、このようなテンパイの形になるまでの途中でも、何を捨てれば待ち受けが広くなるのかを持ち時間の間に考えないといけません。

初心者はもちろん、中級・上級者でもこの「多面待ち」を苦手とする人はたくさんいます。

混一色同様に高い点数が期待できる攻撃面では有利ですが、防御面ではもろさを見せます。
清一色の6飜という高得点の手になるため、少々の相手の危険牌でも捨てて勝負をする傾向があります。うまく勝てる場合もありますが、結果としてはあと一歩で相手にロンされてしまうケースも多いです。高い点数の誘惑に負けてオリることに歯止めがきかなくなってしまう危険性がありますね。

序盤でテンパイした時に、あたり牌の種類が多い場合などはリーチをかけて、さらに高得点を狙いその試合の勝負をつけにいくこともあります。
捨てる牌に偏りが生まれるのは混一色と同じなので、相手の捨てた牌を見て染めている傾向が見られれば警戒してください。

清一色(チンイツ)とは、マンズ、ピンズ、ソーズのいずれか1種類だけを使って和了したときにつく役です。鳴いた場合は五翻役として扱われます。
六飜役(喰い下がり五翻)

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